木坂健宣スレから考える「批判的=信憑性が高い」とは言えないという話
最近なんとなく2chの木坂健宣スレッドを見てみると、
なんだかおもしろいことになっていました。
一部引用すると、
木坂健宣という男 + みんてぃあ
→実績不明
ttp://biz77.blog137.fc2.com/blog-entry-383.html木坂健宣のWake UP,Now!について
→セミナー案内に特商法表記なし
ttp://hitokuralake.com/?p=73剥がれはじめたメッキ。木坂健宣氏の悪行が遂に暴露される。
→コンサルを途中で放棄
ttp://aku-soku-zan.com/?p=565
こんな感じで木坂氏を叩く要素を並べて木坂アンチが楽しんでいるようです。
これらの記事の内容の真偽はわかりませんが、
これを見て思ったのは、
「やっぱりもっともらしい批判的な記事は信憑性が高く見えるなあ」ということ。
何かを購入しようとするときに、購入者のレビューを見る人が多いと思いますが、
10個の好意的なレビューよりも、1個の批判的なレビューがやけに気になっちゃうことってありませんか?
ほとんど買う気になっていたのに、その1個のレビューが気になって購入をやめてしまうとかって経験をしたことがある人もいると思います。
木坂氏の批判記事でも同じように、
たくさん好意的な評価をしている人がいるのにも関わらず、
このような少数の批判的な評価が「木坂ってどうなの?」って思って調べている人には大きな影響力を持ってしまいそうです。
実際にgoogleで「木坂」と検索してみると、
木坂氏に対して批判的な記事を書いているブログが1位と2位に表示されます。
google先生もこの批判的な記事のほうが他の好意的な記事よりも高評価しているわけです。
批判的な内容のほうが信憑性が高いように思える理由は、
「批判的な記事を書いても書いた人間は得をしない」と思われがちだからじゃないかと思います。
逆に賞賛する記事を書いている人間は、
「ステマ」という言葉が一時期ネット上で流行ったように、
「裏で儲けるためだろ?」と思われがちです。
実際に木坂氏を好意的に書いている記事を書いているブログでは木坂氏の情報商材をアフィリエイトしているブログも多いでしょう。
でも、「批判的な記事を書いても得をしない」と言い切ることはできません。
情報商材業界では、
「あえて批判的な記事をたくさん書いて読者の信頼度を上げておいて、最終的に自分が売りたい商品の売上につなげる」という手法を使っているサイトも多いのです。
「みんなが褒めている商材を批判しているからこのサイトは信頼できる!」と思わせることができるんですよね。
別にこの手法は目新しい手法では全くないんですが、
今でも「情報商材暴露ブログ」みたいな感じでこの手のやり方をやっているサイトも多いです。
結局なにが言いたいかというと、
「木坂氏を批判しているブログの信用度が高い理由ってどこにもないよね」ということ。
書いている内容がウソだと言いたいわけではありません。
「批判的な内容だから信頼できる!」と簡単に思ってしまうのは危険じゃないかなということ。
批判しているブログを見ても、
結局は自分の売りたい商材をアフィリエイトしていたり、
メルマガ登録に促していたりしています。
批判的な内容を書くことで自分の利益につなげているわけで、
賞賛する内容を書いて利益につなげているのと構造は変わりません。
「あの木坂さんをここまで批判するなんて!」という感じで信じてしまいがちですが、
批判するにはそれなりの理由があるんだってことです。
ここからは推測ですが、
これらの批判記事って、ほとんどがある情報商材界の一派が仕掛けたものなんじゃないかなと思ってます。
2chのスレでも言及している人がいますね。
ブログの構造とか、勧めている情報商材のセールスレターなんかを見ると分かる人にはわかるんじゃないかな。
たくさんの人が批判しているように見えて、
実は元をたどれば1つのグループがやってるだけっていう。
そう考えるとすべての合点がいきました。
この批判記事を仕掛けている(と思われる)グループがおもしろいのは、
グループ内の人間でさえも批判することで信頼度をあげようとしていることですね。
表向きは直接関係しないことになっているのでそういうことも可能になっているわけです。
このグループの仕掛け人のことはけっこう昔から知っているんですが、
相変わらずうまいなあと思わされます。
一応明言は避けておきますが、
情報商材界にはそういう世界もあるということで。
「木坂に騙された!」と思った人がこういうブログを信用してしまうんだと思いますが、
こっちのブログでも「騙される」とまではいかないまでも、
「まんまと商材買わされる」ことになってしまうかもしれないのでご注意を。