いかに生きる(稼ぐ)べきか

極力ウソをつかずに・・・

「就活やめて起業したい」と彼女に打ち明けた時の話

俺には大学時代をほぼ丸々付き合ってた彼女がいた。

 

ケンカらしいケンカはほぼしたことがなく、

それでいて言いたいことや不満を無理に我慢している感じでもなく、

仲の良いカップルだったと思う。

 

大学が卒業に近づくとやってくるのは「就活」というやつ。

 

就活がきっかけで別れることになるカップルも多いというけど、

自分たちも結果的にそうなってしまった。

 

俺は就活のESや面接での「ウソをつく」ということにどうしても耐えられず、

大学在学中からやってたアフィリを中心としたネットビジネスで起業したいと思うようになっていった。

 

当然ながら死ぬほど悩んだ。

 

在学中からやってたと言っても就活を機にほとんど休業状態にしていたし、

絶対に稼げるという自信があったわけでもない。

 

はっきり言って「逃げ」だ。

 

でも「就活をやめる」という選択をしたことに後悔することはないと思えたから、

思い切って彼女に打ち明けることにした。

 

どんなふうにして伝えたのかは覚えていないけれど、

返ってきた反応はネガティブなものだった。

 

「就活やめるなんてもったいない」というのが彼女の主張。

普通に就職するのが当然という価値観で、

さらに結婚願望が強い人だったから「安定した稼ぎがないのはありえない」というような感じだった。

 

一応説得は試みたし、逆に説得もされたけどお互いに頑固なので折れない。

 

そこですぐに別れるなんてことにはならなかったけど、

数日後、メールをしていると「もう結婚の対象としては見られなくなった」というようなことを言われた。

 

この言葉が個人的にはかなりショックだった。

彼女は俺のことを好きなのは、

「1人の男として」というよりも、

「将来的に稼いでくれそうな男だから」という比重が大きかったんじゃないかと感じてしまった。

 

別にそれを否定するつもりはないし、

結婚とか考えたら当然だとも思うんだけど、

感情的にはショックが大きかった。

 

結局そこから関係がギクシャクしてしまって、

最終的には自分から別れを告げて別れることになった。

 

自分から言わなければすぐに別れることはなかったと思うけど、

あのまま付き合い続けても遅かれ早かれ振られていたと思う。

 

たぶん、「別に何を仕事にするとか気にしないからやりたいならやってみれば」みたいなことを言って欲しかったんだろうな。

起業家のサクセスストーリーではこの手の話がよくあるから、

自分の彼女にも期待してしまっていたけど、

実際には俺みたいなそうじゃないケースが裏でたくさん起こっているんだよね。

まあ俺にそれだけの魅力がなかったということなんだろうけど。

 

起業したいけど彼女がいるから悩んでいる・・・という人もいるかもしれないけど、

彼女からポジティブな反応が返ってくることはあんまり過度の期待はしないほうがいいのかも・・・。

 

「ポジティブな反応が返ってきたらラッキー」くらいでいたほうが無駄なショックを受けずにすみそうw

 

もしネガティブな反応が返ってきたら・・・

彼女を取るか自分を取るか・・・自分で決めるしかないよね。

結局俺は自分のほうを優先したということ。

 

参考にならんと思うけど参考になれば。

 

追伸

一応彼女の名誉のために言っておくと、

「彼女は男の収入に依存して生きていきたい」というようなタイプではなく、

自分で某国家資格とって経済的には十分1人で生きていける人だったので、

俺のことを金づるのように見ていたわけではないよ。

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